現役小学校教師が語る幸せな子育て法!小学生の勉強法伝授!

私が教師を辞めた理由!教員を辞めたいと思っている人へ!

 

 

教員を辞めたい!
この仕事を続けられない!

 

 

今現在そう思っている方、その気持ちよく分かります。
私もその気持ちで、実際に教師を辞めました。

 

 

ここでは私が教師を辞めることにした理由。
そして辞めることを決めた時期について、
簡単に説明していきたいと思います。

 

私が教員を辞めることを考え出した時

 

 

私は2000年から2017年まで、
東海地方のある地域で
17年間教師として働いていました。

 

 

自分で言うのもなんですが、
教師という仕事は自分に向いていたと思います。
初任校は小学校で、5年間勤めました。

 

 

最初はうまくいかないこともありましたが、
2年目からは毎日が楽しくて、
こんな楽しい思いをして給料をもらえることが、
申し訳なくなるくらいでした。

 

 

4年目に結婚をして、5年目には長男が生まれ、
仕事も家庭も良い状態で回っていました。

 

 

6年目に中学校に異動。
自分が学生時代に全力でやっていた野球部の顧問になり、
土日も毎日部活。

 

 

休みは無かったですが、
生徒や同僚にも恵まれ、
充実した毎日でした。

 

 

全て上手くいっていたように感じていたある日、
家に帰ると、真っ暗な部屋で妻が椅子に座っていました。

 

 

電気も付けずにどうしたの?と聞いても反応がありません。
不思議に思いながら電気をつけて驚きました。
妻が目を真っ赤にしながら泣いていたのです。

 

 

さらに驚いたのは、机の上に離婚届が置いてあったことです。

 

 

仕事に夢中になるあまり、
家族のことをまったく気にしない生活が続いていたことに、
その時になってようやく気が付きました。

 

 

それが、私が教師という仕事を辞めようと
考えだしたきっかけでした。

 

 

私が教師を辞めようと考えた理由

 

 

私が教師を辞めようと考えた大きな理由は、
先ほど上に書いたように、
家庭が崩壊しそうになったことです。

 

 

長男が生まれた時に、
どんなことがあっても守ろうと思っていたのに
いつの間にか大切なものを見失っていました。

 

 

それを機に、自分の今の状況を冷静に考えだしました。
家族はもちろん友人や生活スタイル、そして自分の体調まで。
すると、家庭以外にも以下のような問題点が見つかりました。

 

 

1 学生時代までの友人と全く会っていない。

 

2 趣味だった楽器を何年も触っていない。

 

3 プライベートの時間がほとんどない。

 

4 深夜1時に寝て、朝の5時に起きる生活

 

5 2の結果食生活が乱れ、体重が学生時代の1.5倍に

 

 

それまでは当たり前の生活だったので、
何とも思わなくなっていましたが、
教師という仕事を続けていく中で、
プライベートも自分の体も犠牲にしていました。

 

 

当時、人間ドッグにいって、
血糖値が以上であること。
高血圧でいつ倒れてもおかしくないこと。

 

 

医者からは
30歳としては、かなり異常な数値
とまで言われてしまいました。

 

 

仕事が楽しい、充実していると思い込むことで、
色々な問題に目をつぶっていたことに、
その時になってようやく気が付きました。

 

 

どうにかして仕事量を減らそうと考えましたが、
考えても、どれも無くすのが難しいものばかりでした。

 

 

保護者からの相談への対応。
不登校生徒のための家庭訪問。
不良生徒との毎日の戦い。
勤務時間内には絶対に終わらない事務仕事。
毎日の授業の準備。
学校外の研究会の仕事。
平日の朝・夕方・土日の部活練習
部活後に行われる学年会議

 

 

冷静に考えて、これをやっていたら
家庭や体調に異変が起きて当然です。
手を抜こうにも、絶対的にとられる時間が多すぎます。

 

 

私の尊敬する先輩教師の何人かが、
離婚してしまった理由も分かります。

 

 

少しずつ仕事を減らしながら、
教師という仕事を続けようとも考えました。
しかし、それはそれで私にはつらい選択でした。

 

 

最終的に私が下した決断は、
教師を辞める
というものでした。

 

 

7年後と自分の中でタイムリミットをつくり、
(7年後にした理由は、収入と投資のバランスで決めたものです。)
それまでに投資や別の仕事を考えようと決めました。

 

 

現在の私の生活

 

 

教師を辞めて、現在は
時間的にかなりの余裕が生まれました。

 

 

毎日やることはありますが、
教師の時のように、
絶対にこの時間にこれをやらなければならない。
というものはありません。

 

 

時間的な余裕は精神的な余裕につながります。
体重もジムに通ったり、毎朝ランニングをしたりして、
学生時代の体重まで戻りました。
人間ドッグの結果も今は何も問題がありません。

 

 

一時は離婚の可能性まであった家庭ですが、
現在は夫婦喧嘩もなく、円満です。
数年前に次男も生まれて、
家族5人仲良くしています。

 

 

休日に旅行に行くこともできますので、
3ヶ月に一回は家族旅行もしています。

 

 

もう一度あの生活に戻りたいかと言われると、
絶対にNOですが、
もう一度教師になりたいかと言われると、
YESと答えてしまいます。

 

 

時々、急な非常勤講師として頼まれて
1ヶ月くらい教育現場に行くこともありますが、
小学生や中学生と接したり、
授業をしたりするのは、やはり楽しいですからね。

 

 

これからも時々教育現場に顔を出しながら、
のんびりと仕事を続けていきたいと思っています

 

 

※こちらは私の主人の話でした。

 

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